奈良県コンベンションセンターには奈良県在住のアーティストの作品が多数あります。
来館の際には、奈良を代表する素材を使った素晴らしい作品を是非ご覧ください。
奈良市東部の田原にて家業としまして奈良晒を織り継承してきました。昔から手紡ぎの麻糸を使い機を織っています。小さいころから機織り機が身近にあり特別な物として考えていませんでした。
朝起きると「トントン」と音が聞こえてきて、祖母が機織りをしていました。その中で育ち継ぐ事への不安も多いですが、まだまだ麻を学びこれからも麻生地の可能性を模索し、奈良晒の生地の魅力を伝えて、日々の生活に奈良晒を取り入れていただきたいと考えています。
奈良県吉野町生まれ。吉野ヒノキの製材所を営む環境で育ち、高校から10年間は大阪へ通い、そのうちに吉野や吉野の木材の良さを再認識。
「ライトセラピー:オレンジ色の優しい光で心身共にリラクックスする」という考えに共感し、20年以上前から吉野ヒノキを薄くスライスして貼り合わせる独自の方法で灯り(照明器具)や光壁素材を手作りし販売。
吉野ヒノキ・スギ・手漉き和紙の良さをお伝えしながら、灯りで癒しのひと時をお過ごし頂きたいと活動しています。
吉野、下市町の製材所の娘に産まれ、小さい頃から木の側で育つ。
大学では服飾科、卒業後は神社に奉職し、古い建物や伝統文化に興味を持つ。
その後、家業の製材所に入る。
1984年静岡県生まれ。2010年飛騨高山で木工技術を習得し、アイルランドの家具工房「joseph walsh studio」に3年間勤務。
帰国後、奈良県川上村に移住し2017年「studio Jig」を開業。
身に着けた特殊な技術により針葉樹の可能性を日々探っている。
国際家具デザインフェア旭川2017 ブロンズリーフ賞受賞
ウッドデザイン賞2017 優秀賞(林野庁長官賞)受賞
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018奈良代表
1961年生まれ。大阪芸術大学卒業後、父である5代目福西弘行氏のもとで宇陀紙製作を学ぶ。
2015年文化財保存に欠かせない伝統的な技術を文化庁が定める『選定保存技術保持者』に認定される。
千年前と同じ技法で作った宇陀紙は国内の国立博物館や大英博物館、ボストン美術館などで日本の文化財の修復に使用されている。一方でスミソニアンやクラクフ美術館でのワークショップも行い、世界に本物の和紙作りを伝えている。
市の家具は、吉野杉を鉋で造形しながら仕上げられていきます。
人の手で何十年、何百年と守り育てられてきた、緻密で優しい色合いの吉野杉。
サンドペーパーを使わず、造形から仕上げまでを鉋で行うことで木そのものの美しさやぬくもりを引き出す鉋仕上げの技術。
日本の木と鉋の文化を見つめ直すことで、現代の暮らしに寄り添う新しい家具の創造すること、それらを未来へと繋いでいくことを目指しています。
1977年生まれ 奈良県在住 たんぽぽの家アートセンターHANA/エイブル・アート・カンパニー所属
植物や動物・昆虫など、生命と対話するように描く。森や空などの自然も全身で感じ取り、力強い線と豊かな色彩を重ねていく。お出かけすること、人にしゃべりかけること、ご飯を食べに行くこと…。すべてが自分を表現する大切なものとしてつながっている。企業の依頼による描き下ろしや壁画制作、オーストラリア、韓国、中国など海外にアーティストして訪問するなど、常に新しいフィールドで表現することに挑戦している。